7人の挑戦、鹿児島の全国舞台へ。2026年全国理容競技大会レポート
2026年10月19日、鹿児島県の西原商会アリーナで開催された「BBジャパンカップ2026(第78回全国理容競技大会)」に、髪ingから7名のスタッフが出場しました。第2部門で國井柚季が第3位、木村諒大が敢闘賞、第1部門で弓田晟也が敢闘賞を受賞。練習の手元から全国の競技会場、そして仲間との集合場面まで。2分15秒の報告動画とともに、7人の挑戦をお届けします。

全国大会・鹿児島2026 報告動画
本編 2分15秒 / 音が出ます。再生ボタンを押してご覧ください。
'Ascension' by Scott Buckley - released under CC-BY 4.0. www.scottbuckley.com.au
Music edited for this video (excerpts, crossfades and volume adjustments).
楽曲の配布元 · CC BY 4.0
全国の舞台につながる、練習の手元
報告動画は、鹿児島の大会会場から、練習風景へと切り替わります。髪を分け取り、形を整え、目の前の仕上がりを確かめる。その手元に寄ると、完成したスタイルの写真だけでは見えない、技術をつくる過程が見えてきます。
練習の場には、モデルやウィッグと向き合う人、周囲でその様子を見つめる人がいます。同じ空間にいながら、それぞれが見ているのは自分の目の前の髪。一つの形をつくるために手を動かす場面を、今回の動画では大切に残しました。
「磨く。」「研ぎ澄ます。」「挑む。」という短いテロップに重なるのは、実際に撮影された練習と競技の姿です。これは選手の発言を引用した言葉ではなく、映像をつなぐための言葉。それでも、仕上がりへ向けて集中する手の動きと一緒に見ると、結果に至るまでの時間を想像していただけるのではないでしょうか。
大会の報告では、どうしても順位や表彰が最初に目に入ります。もちろん、それは大切な成果です。けれども今回は、結果とともに、その手前にある練習の姿もお客様に見ていただきたいと考えました。普段お店で接しているスタッフの、別の一面が伝わればうれしく思います。

3つの部門へ。出場した7人
今回、髪ingから出場したのは、第1部門に3名、第2部門に2名、第3部門に2名の、合計7名です。挑む部門は違っても、それぞれが自分の技術を全国の舞台へ持ち寄りました。
7月にお伝えした関東甲信越理容競技大会の報告では、全国出場が決まった選手と補充候補の選手を分けてご紹介しました。その後、笹川秀と林昂宏も出場し、鹿児島ではこの7名が競技に臨みました。
名前を並べた一覧には、画面だけでは伝えきれない、一人ひとりの挑戦があります。動画では出場者の紹介に続けて競技の様子を収録しています。おなじみのスタッフがいる方も、髪ingを初めて知った方も、ぜひ全国の舞台で技術と向き合う姿をご覧ください。
| 部門 | 出場者 |
|---|---|
| 第1部門クラシカルカット・クリエイティブスタイル | 弓田 晟也 林 聖也 笹川 秀 |
| 第2部門レディスカット・クリエイティブスタイル | 木村 諒大 國井 柚季 |
| 第3部門Hair Creation-2026「Eance」 | 大塚 篤 林 昂宏 |
鹿児島の会場で、目の前の作品と向き合う
競技会場に並ぶ作業台、整えられていく髪、作品を見つめる表情。動画の中盤では、練習風景とはまた違う大会当日の様子へと場面が移ります。周囲には多くの選手や観客がいても、手元の作業は一つずつ進んでいきます。
髪の向きや形を確かめながら、仕上がりを整える。その姿を見ていると、大きな会場で行われる大会も、一人ひとりが細部へ向き合う時間の集まりなのだと感じます。遠くから見たスタイルと、近くで見た毛流れ。その両方を、映像の中で見比べてみてください。
華やかな完成形だけでなく、そこへ至る手の動きも残すこと。今回の報告動画を、表彰結果の紹介だけで終わらせたくなかった理由の一つです。短い映像の中にも、練習と本番をつなぐ場面を入れています。

國井柚季が第3位。木村諒大・弓田晟也が敢闘賞
第2部門のレディスカット・クリエイティブスタイルで、國井柚季が第3位に入賞しました。同じ第2部門で木村諒大が敢闘賞、第1部門のクラシカルカット・クリエイティブスタイルで弓田晟也が敢闘賞を受賞しています。
表彰結果は、主催団体である全国理容生活衛生同業組合連合会の発表と照合しました。動画内では木村諒大を4位、弓田晟也を7位と紹介していますが、公式発表での賞の名称は、いずれも「敢闘賞」です。この記事では、その表彰名を用いています。
3名の受賞をうれしくご報告するとともに、出場した7名全員に、改めて大きな拍手を送りたいと思います。表彰される場面だけでは、一人ひとりが取り組んできたことのすべてを伝えることはできません。今回の動画には、結果と一緒に振り返っていただきたい練習や競技の姿も残っています。
色、毛流れ、立体感。映像で見てほしい細部
会場の作品を映したカットでは、髪の色の重なりや、毛先の向きがつくる立体感にも注目できます。正面から見た形だけでなく、少し角度が変わったときに見える奥行きや輪郭。静止画とは違い、映像ならその変化を続けて見ることができます。
鮮やかな色や大胆な形は、大会作品ならではの見どころです。一方で、それらを支えるのは、髪をどう扱い、どこに動きをつくり、全体をどうまとめるかという細かな仕事です。華やかさに目を奪われた後、もう一度手元や毛流れを見ると、別の発見があるかもしれません。
大会の作品を、そのまま日常の髪型としておすすめするわけではありません。サロンでは、お客様の髪質や好み、暮らしに合うことが大切です。作品への挑戦で磨く観察や工夫を、日々お客様と向き合う姿勢へつなげていきたいと、私たちは考えています。

挑戦を支えた皆様へ。次の一歩につなげて
動画の最後には、作品や応援旗を囲んだ集合場面を収めました。競技中とは違う表情が並ぶこの場面も、今回の大会報告でお届けしたかった風景の一つです。
選手だけでなく、練習や大会に関わってくださった皆様、応援してくださった皆様、そして日頃から髪ingへ足を運んでくださるお客様へ、心より感謝申し上げます。こうして挑戦の報告をお届けできることを、うれしく思います。
鹿児島での大会は、一つの結果が出た日であると同時に、これからの技術への向き合い方を考える機会でもあります。受賞した選手も、次の挑戦へ進む選手も、それぞれの経験を持ち帰り、また目の前の仕事に向き合っていきます。
報告動画の結びは、「挑戦を、次の一歩へ。」。今回の結果を大切にしながら、これからも技術を磨き、お客様に喜んでいただける仕事を目指してまいります。髪ingの7人への温かいご声援、本当にありがとうございました。
大会情報・出典
大会名・日程・会場・正式部門名・受賞結果は主催団体の公表資料に基づきます。出場者7名は髪ingの確認情報に基づきます。映像のテロップは編集上の表現であり、選手の発言を引用したものではありません。
画像:報告動画から切り出した実写4枚。記事・映像制作:髪ing(AIによる編集補助を使用)。
